可愛いって罪深~~!!

どこにでもいるオタクの殴り書きテキスト

真夏の少年 2話視聴時点での考察など……

 

こんにちは~~~~~~~~~~~!!!!!!!!

梅雨が明けて一気に暑くなりましたね。耐えられません。カッツミ~☆彡です。

まぁカッツミ~☆彡は地下牢住まいなので関係ないのですが……。

 

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サムネ用です 色味いいよね

 

ところでみなさま、金曜ナイトドラマ『真夏の少年~19452020』(以下真夏の少年と表記)は視聴されていますでしょうか!?わたしはちゃんとリアタイしております(いまのところ)。放送時間が23:15~ということで眠くならないかが心配です。眠すぎて未満警察のほうは録画に回したこともあったので……わたしだけかもしれませんが、録画にするとなかなか見る時間が取れなかったり、見る元気が湧かなかったりしてリタイアしがちなんですよね*1

 

ということで、今回は『真夏の少年』を2話まで見た時点で、これまでに思ったことなどを忘れないように備忘録としてメモっとこうという記事です。お前が何考えてドラマ見てるかは知らんし興味ねえ~って人は見ないでください。見てもいいけど解釈違いとか言ってくんなよ!

 

 

ストーリーについて

 

ストーリーに関してはまだ言えることは少ないです。ただ、サイトのあらすじやテレビ誌の事前情報で今後のストーリーについて詳細に説明しすぎな気はします。昨夏のJr.ドラマである『恋の病と野郎組』(以下野郎組)と比較しますが(この記事では何かと比較する内容が多いかもしれませんのでご注意ください)、『野郎組』の場合はまず登場人物の名前に数字が入っていたこともあり、各回ごとにナンバーが入った子がメインのお話をやるのかな、ということはあらかじめ予想されていたかと思います。まあそもそも『野郎組』は30分ドラマということもあり、例えば深夜アニメを見る人であればこの予想は簡単につくかなと思います。しかし『真夏の少年』は1時間ですし、登場人物に関してもそんなに変わった名前だということはありません(春日篤くんに関してはどうやらそうとも言い切れないようですが……これに関しては後述します)。

 

2話を見ていても、明彦くんのアザに関して(今後ストーリーで絡んでくるとは思いますが)サイトのあらすじで言及する必要があったかは疑問です。3話のあらすじもすでにサイト上で公開されていますが、忘れ物がタブレットであることや財前くんの退院など予告動画で流していないぶんまで言及するのは展開へのドキドキ感をなくすのではないか?という雰囲気は否めません。

 

話の展開としては強引なものや必要か疑問な演出もありますが(1話の町をメチャクチャにしてヤンキーから逃げるシーンなど)、ここまでは概ね面白いのではないでしょうか。これはわたしの勝手な予想ですが、持たざる者が実は一番恵まれていた、という方向になっていくのではないかなと推測しています。あくまで勝手な予想ですけど……。

 

ただTwitterを見ていてもみなさん言及している”倫理観のなさ”や”ネットリテラシーの欠如”に関してはやはり思うところがありそうです。これについて書いていきます。

 

 

倫理観、ネットリテラシーの欠如問題

 

まず、問題だと思われるのが放送部の存在ですね。女子生徒のリボン(ネクタイでも良いようです)のバリエーションの多さや制服の自由度、また”見掛け倒しトリオ”の髪色や髪型、アクセサリーなどについて今のところ怒られている描写がないという点においておそらくかなり自由な校風なのではないかと予測されますが(単に校則があまりないのかもしれません)、それにしたって一応学校の部活として生徒が行っているはずの放送部があそこまで暴走しているのはいかがなものかと……。生徒の顔出し(はこのご時世まあ置いておくとしても)、フルネームを出しての報道、ときには不倫や自殺などセンシティブなものも扱っているようです。しかも”Mytube”というサイトにアップしているようですがおそらくYoutubeのひねりですよね。生徒だけが見られるわけではないところに学校名と部活を明らかにして(しかも誰がアップしたかわかるような形で)投稿するのは正気の沙汰とは思えません。ただ2話内で”友人を売ることに躊躇する”という描写があり、動画の再生数が伸び悩んでいるような話が出た以上、今後放送部もまだいろいろやらかしていくと思われますし何らかの形で更生(?)する機会はあるのかもしれません。龍くん演じる仁くんも放送部にいますし……。

 

ただこの実名顔出し投稿というのに抵抗があるのって、もしかして一定より上の層に偏っているんではないでしょうか?

 

今のご時世、一般人が顔出しすることへのハードルは数年前と比べて圧倒的に下がっていると思います。先日”Youtubeより後に生まれたフォロワー”がいると聞いてたまげたのですが、生まれたときからある程度ネットが身近な世代とそうでない世代って大きくそのへんの認識に差があると思うんです。YoutuberやTikTokTikTokあげてる人って何て言うんですか?ティックトッカ―?)で動画をのせてる人、インスタグラマーなどいわゆる一般人(ここでは何らかの事務所に所属していない人とします)がごろごろいるわけですよ。わたしは残念ながら成人済みの人間なので実名顔出し投稿などにすごい抵抗感があるのですが、おそらくこのドラマのターゲット層であろう10代はそこまで抵抗がない子も多いのではないかな。というか実際に友人が数万人単位でフォロワーがいる、という子もいるんじゃないかな(わたしの知り合いの10代にもそういう子がいます)。

 

DecoLuのCM発表の時に一部で話題になっていましたが、ハイハイはJK、美は大学生、なにわはOLが使用イメージキャラとして出ていました。この辺から考えるにおそらく今回のドラマもメインターゲットは中高生~大学生くらいなのかな?と思われます。それであれば、ある程度のネットリテラシーの無さもなんとなく納得がいきます(イマドキの若者全員をバカにしているわけではないですよ)。

 

また、いじめや自殺、毒親、再婚などちょっと前だったらかなりセンシティブな出来事やワードも、軽くポップに出てきてしまう、これも若い子の感性だよねと感じます。どれも、もう遠い出来事でも必要以上に伏せるべきものでもなくなっているということです。それだけ当たり前になってしまったといえばそれまでだし、それをどうとるかは人によるとは思いますが……。それこそ毒親や再婚もかなりもう身近なのではないでしょうか?もちろんそれは当事者からしたらポップでもないし軽くもなくて、でもこうやってドラマ内で出てくることに意味があるとわたしは考えています。というのも、このドラマ、共感性が高いと思うんです。

 

 

共感性の高さについて

 

登場人物の多くは、まだキャラがはっきりしていません。

ですが事前情報がある程度出ているメインキャラ以外だと放送部の明菜ちゃん、2話メインの由真ちゃんに関してはかなりキャラがはっきりしてきたと思いますのでここ2人をメインに話を進めていきます。

 

明菜ちゃんは放送部として先述の動画サイトに動画をアップしています。時には友人の由真ちゃんに協力してもらうこともありますし、2話で仁くんが撮影した盗撮動画をアップすることすらします。これは承認欲求、もしくは自己顕示欲のあらわれ、というようにとることも出来ます。再生数が伸びないからと由真ちゃんに動画をとらせてくれと頼んだり、あざといが流行っていることを知ったうえでそっち方面に舵を切るところは流行りに合わせて投稿するインスタ好きの女子と根っこの部分はそう変わらないとわたしは思うのです。それがどの方面に向けられたかというだけで。

 

由真ちゃんは一見ただのあざとい女の子のように見えますが、一種の処世術だったことが判明します。父親がいる海外に行くためにちょっと過剰なほどのあざとさで教師に接していたことも、親戚の家に預けられることも多いためにあざといいい子になってしまったことも明かされました。こういう点においても、やはり両親揃って一家団欒、という家庭ではないことがうかがえます。またかわいいと言われるためのあざとさだけではなく、処世術としてのあざとい(またここで「あざとくて何が悪い!」と言わせるところが同じテレ朝制作の『あざとくて何が悪いの?』を想起させ、先日由真ちゃん役の今泉さんが出演していたことを考えるとこれまた二重であざといですよね 笑)でもある点。かわいいって思われた方が生きるの楽だから、とあざとく生きている女の子っていっぱいいると思うんですよね。というか誰しも”人からよく見られた方が得だな”とは思ってると思いますし……。

 

メインキャラの中では柴山くんが毒親持ちかつ父親が不在がちという設定を持っています。また、山田双子も今のところ父親がいないように感じます(ここは予想です)。篤くんは父親が再婚していますし、3話予告で「あなたは家族ではありません」と父親の再婚相手に告げているなど家庭にどうやら問題がありそうです。実は竜二くんも”女手一つで育ててくれた母親に~”という説明があるので、おそらく悟くん以外はいわゆる平凡な一般家庭というわけではなさそうです。

 

これだけ見ると正直どんな話なんだよ!という感じなのですが……。

 

データで見ると、日本では子供を持つ夫婦の離婚もけして珍しいものではありません。”3人に1人が離婚する時代”とか言われてますけど、あながち間違いでもないです(そこまででもないですけど)。そういった子たちにも共感してもらえるような、というと安っぽく感じますが、様々な子たちに共感してもらえるような設定であるとわたしは感じています。

 

また、この話のここまでの特徴として主人公である6人は”そこまで突飛な行動をしない”んです。抵抗しませんし、三平さんに言われたらけっこう素直に話を聞きます。ここに今回美 少年が主演した理由があるのかなと。

 

kawaii-toomuch-tumibukai.hateblo.jp

 

これは半年前にわたしがアップしたブログなのですが、わたしは美 少年の強みとして”カラーのなさ”をあげました。自我がにじみ出てしまわないことが、良いと。

 

それが今回のドラマにおいて、とても重要であるとわたしは考えています。

 

まず、ドラマをやるにあたって”ある程度の視聴率、また円盤(BD、DVD)が売れると思われる”ことは必須条件です。この点においてはJr.でメンバー全員が高校生役をできるグループ(大人組であるトラジャや宇宙、場合によっては少年忍者の年少メンバーなどが当てはまらないということになると思います)であれば条件をそれなりに満たせると思われます。さらに、周りの役者を関西弁でそろえるのは大変だと思われる(予算や時間、登場せざるを得ないキャラ数的に)ので関西のグループも除外します。となると、可能性があるのはハイハイ、美、侍、忍者、SP(クリエCは正式なグループではないので除外します。わりと大人組でもあるし)になるわけです。ドラマにメインで出すキャラクターの数を考えると少年忍者は全員を出すには多すぎますし、SPはちょっと少なすぎる気もします。ということで必然的にハイハイ、美、侍の3グループが残るわけです。ここで先述した”自我の無さ”が生きてくるわけです。

 

正直演技経験者(ここでは近年の外部舞台、ドラマ出演経験とします。野郎組は外部ドラマとは言い切れないような気もしますがカウントします)の割合で言えばハイハイは4/5(橋本くんに関しては子供の頃にドラマ出演があるのでゼロとは言えないのですが……)、美は4/6、侍は3/6(SUPERHEROISMに関しては上演できたのは1回のみでしたがカウントします)となります(抜けがあったらすみません)。しかし、メンバーの年齢を見ると高卒組が約半数であるハイハイと美に比べ、侍は成人済が半数を超えてしまっています(仮に主演した場合、放送中に矢花くんが成人しますので大光くん以外成人済となります)。という意味では高校生らしくないのかなという気もします(今動画見てもらえるとわかるんですけど半数が髪赤いし……)。

 

ということで強引にハイハイと美に絞るとするなら(まあサマステを想うと妥当とも言えるか)、どちらがにじみ出る自我がないかという話なんですよ。比較的キャラがガチガチに固まっていた『野郎組』に比べて『真夏の少年』はより誰がやってもいいキャラかなと思うんですね。例えば山田双子をうきなすがやることだって可能だったと思いますし(これはよく似てるとか言われているからあげただけです)、金髪にするのも別のメンバーでもよかったと思います。でもみんな役にハマっていますよね。”見掛け倒しトリオ”の3人も、ほどほどにガチのヤンキーじゃない感(でもみんなにまったく怖がられていないわけではなさそう)が出ていていいと思います。

これを侍やハイハイがやるとおそらく本当に怖い人になってしまうと思います……。

いい子っぽさって言うんでしょうか、よく”ハイハイは公立の共学、美は私立の男子校”みたいなこと言われてますけどそういうことだと思います。

 

先述したように、このドラマは視聴者である若者たちとの共感性をすごく大事にしているようにわたしは感じています。わたしは、美 少年たちが演じる主人公たちこそわたしたちが最も共感して同一性を見出せるキャラなんじゃないかと思っています。このドラマは、教師陣や他の生徒役などが豪華です。美が下手とかそういうことではなく、あくまで豪華な脇役たちによってわたしたちは主人公たちに寄り添いながら自然と物語に入っている。作品内の出来事に不快感を覚えるのも、それほど共感できるのも、すべて計算されているのではないかと考えざるを得ないのです。

 

『野郎組』ではこういった感覚はあまりなかったと思います(そんな女やめときなよ!というシーンはいくつかあったけど……)。あくまでアニメとか漫画を見ている感じ。でも『真夏の少年』はまるでVRのように、自然と自分に近いものとして感じることが出来てしまっている。戦時中から飛んできた軍人というありえない設定を内包しながらも、他のことがひどく現実的だ。”コロナ禍だから受け入れられてしまう”と一部で言われていたオンライン登校システムや香港のデモについてのニュース。これらは今の日本字にとってすごく現実的で、身近な存在なわけです。去年だったら、一昨年だったら近未来のSFと思われたかもしれない設定。それをこの速度で作品内に反映させていることは逆にもう直前に脚本書き直したのかな?と思うレベルです。

 

でもすべてが自然ですよね。これは美の染まるうまさあってのものとも言えます。

 

 

というわけで、

まだ2話視聴した段階ですがメチャクチャ長文ブログを書いてしまいました。しかもまとまりねえ~~~~~~

 

とにかく『真夏の少年』はいいぞ!という好き勝手考察ブログでした。後述するっつったのに書けんかった!Twitterで見たんだけど篤くんの名前は実際にいた軍人と同じらしいです!ドキッ!?もしかして、キーキャラ!?

正直演技未経験の金指・浮所がけっこう、ここまで見てるとキーになる場面も多そうなのでドキドキしてます。期待しちゃうぜ!あと篤くんにメロってるフォロワー多くてメッチャ面白い。わたしもちょいちょいメロってしまうし……やっぱギャップはえぐいし3連ピアスは良すぎますね。あと純粋に龍くんの顔がよくて……。財前くん役の蓮音くんにも期待です。何かしらのキーではあると思うので。そもそも相関図で後ろ向いてるし。

 

ヤベ!マジでどう締めていいかわからん!最近ドシドシ卵からグッズ届く!うれしー!オイ、卵、侍のアクスタ出せよ、オラッ(脅迫!?)(おわります)

*1:野ブタもそれでリタイアしました。でも野ブタに関してはあの時代の作風というか、喋り方や話の流れに耐えられなかったところもあるかもしれない……。ギャルは好きなんですけどね……☆彡